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Tangled with・・・・・

季節を分ける日

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Day of two hundred and thirty nine

キア オラ

今日は季節を分ける日、恵方巻きとか叶わんかったけど、豆まきをしてん、

それにしても夏のこちら、今日は肌寒い。



旅、七日目、八日目 

午後からレイジと植物園へ行ってん。40~50分歩いた。

さすが植物園、珍しい花も多い。しかも、栄養満点。デカい花。虫、鳥もいっぱいや、

ブッシュウォーク、湿地帯に道が作ってある。蒸し蒸ししてたけど蚊は居てへんし快適や、

植物園の裏に360mぐらいの山が有る。そこも歩こぉってことになってんな、

レッドラインの次がブルーライン、最後がグリーンラインと色分けされてて様々なコース。

皆回っても3kmコースで1時間半ぐらいらしい。で、レッド、ブルー、グリーンと歩いた。

けど、何や途中から道無き道になって来た。そぉ、後で氣がついた。グリーンの途中から道から外れた。

確かに印はついてるんやけど、「ほんまにここか?」な感じの獣のぬた場が有ったり。

時間が来てもいっこも開けてけぇへんし、印はどんどんブッシュの中に入って行く。

それに、蚊がものすごい。スパッツの上からガンガン血を吸う。しんどなって来ても止まられへん。

ほんま、これが真のブッシュウォーク。

下り坂なんかサルになった気分、足場はぬかるみ、手で枝をつかみぶら下がる。

足が攣る。夕方になって来る。不安。不安。不安。不安。不安。

和多志の限界近し、このままやったら遭難やんか、

レイジの背中は蚊に刺されてボコボコ。お互いに「氣ぃつけよな!」を合い言葉に山の尾根伝いに進む。

段々、下り坂になって、終に水タンクを見つけた。そしてシャベルカー、家。助かった。

多分、4時間位かかった。で、ぜんぜん違う所に出た。

恐ろしや〜〜、もぉ、ブッシュウォークはこりごりや、

そんで次の日、体、だる〜〜、何も出来へん。が、リクエストが有って「お母さん御飯が食べたい」

作りましたがな、茄子の揚げ浸し、塩鮭、出し巻き。後はパッキングしてダラダラ終わり。

最後の朝、和多志を送ってくれて、レイジは学校へ、ホリーさんは銀行の最終面接へ、

和多志は25時間かかってタウランガへ戻ってん、

今回の旅の目的は「レイジのビザ」「ホリーさんの親に会う」両方、納得いく結果ありで終了しました。

ふぅ〜







むか~し、むか~し。そのむかし。
この大倭日本の国を治めていたのは決して争いはしないと、代々誓い続けてきた一族の長を中心としたまさに、
和を以て貴しとなす。そんな一族たちでした。
そこへ、南の方からやってきた一族がこの島を俺たちに譲れさもなければ、血を見ることになるぞ!と脅したのです。
実は、大倭日本の国を治めていた一族も南の方からやって来た一族も同じ血を引く同族でしたが
南へ降った一族が、俺たちも同じ血族なのだから俺たちにもこの国を治める権利があると言いはばかるのです。
話し合いで収まるような相手でもなくこの大倭日本の国を治めていた一族は、政権交代を受け入れたのでした。
決して争いはしない誓い。相手の血も、自分たちの血も流すことのない苦渋の決断。
それしか無かったのです。ただ、いつの日かこの国をもう一度わたしたちに返してくれるようにと頼みました。
南からやって来た一族は承諾しました。
そして、いつになったら返してくれるか?と問えば炒り豆から芽が出た時にと答えたのです。
炒った豆から、芽が出る筈もないのです。
それから、元々この国を治めていた一族は日の陰、山の陰、森の奥へと追いやられ
いつの日か彼らは「鬼」と呼ばれるようになりました。
それから毎年、年の節目になると 「鬼は外、福は内」と叫んではほーれ、
まだ炒り豆からは芽が出ていないぞお前たちの番はまだだぞ、と鬼たちに炒り豆をぶつけて追い出すのでした。
なぜ、節目の節分に行うのかと言えば新しい節目は流れが変わりやすいからです。
なので、流れが変わらないようにと、この日に鬼を追い出します。
そういった事を知っている鬼に纏わる一族や地域は現存しておりこの時期になると 「鬼も内、福も内」と叫ぶのです。
しかし、全国の日本人のほとんどはそんな事を知らないので 「鬼は外」と叫びます。
凄い事ですよ、日本中のほとんどがその言霊を発するのですからまさにそれは、呪術なのです。
そろそろ、争いよりも、和を以て貴しとなす一族にこの大倭日本の国を返してもらっていい頃だと思います。
我が家では毎年 「鬼も内 福も内」と叫んでいます。鬼も福も、みんな仲良しが一番いいのです。


by takoome | 2018-02-03 19:08 |